知らないと危険!夏の蚊除け・虫刺され剤が人体に及ぼす影響
蚊よけ対策を間違えると健康を害する危険性があるので
まとめてみました。
店頭に並んでいるスプレーや電気式蚊取りマットなどに入っている成分。
蚊が寄り付かず、そして簡単に死ぬような成分が
人体にも影響がないわけがありません。
危険性いっぱい蚊よけスプレー
発がん性物質が含まれている事実を知れば
下記のような虫除け剤を選ぶでしょうか?
ほとんどの市販品に、米軍がジャングル戦用に開発した
ディート(ジエチルトルアミド)という
強力な昆虫忌避剤が主成分として使われている為、
様々な害が指摘されています。
もちろん日本の市販の虫除けスプレーには、
定められた健康に害を及ぼさない量しか入っていませんが、
厚生労働省では、使用上の注意が明記されています。
小児(12歳未満)に使用させる場合には、
保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。
なお、顔には使用しないこと。
・6か月未満の乳児には使用しないこと。
・6か月以上2歳未満は、1日1回
・2歳以上12歳未満は、1日1~3回
「ワンプッシュで虫がこない」等の
甘い宣伝の誘惑に騙されてはいけません。
虫がこない代わりに目に見えない怖いリスクを背負うかもしれません。
普通の蚊取り線香なら良いの?
夏の風物詩、蚊取り線香には
日本の風物詩のイメージがあり、夏の風情を感じます
ですが、一般の製品は風情があるどころか農薬のかたまりなのです
主成分は発がん性のある有機リン系の農薬で
神経毒性のあるピレスロイド系の農薬も入っています。
おまけに、防腐剤・防カビ材・着色料などの添加物も入っており
密閉した室内で多用すると
アレルギーや化学物質過敏症の原因にもなりかねないので
特に小さなお子さんのいるご家庭では注意が必要です
もちろん、電気式の蚊取り器で使う薬剤(ノーマットなど)も
現在市販されている蚊取り線香と農薬が同じ成分ですよ~
除虫菊の蚊取り線香やアロマの虫よけは危険性が少ない
除虫菊の蚊取り線香やアロマの虫よけは
基本的によけるだけで殺虫効果はほとんどありませんが、
上記と比較すれば、人体に及ぼすリスクは少ないかもしれません。
【菊花せんこう】
無農薬の除虫菊を使用。
化学合成農薬や着色料・防カビ剤等の添加物は不使用。
【かえる印のナチュラル蚊取り線香】
【防虫菊の蚊とり線香】生活協同組合(CO-OP)の製品
除虫菊が主成分の無添加蚊取り線香。
除虫菊の蚊取り線香も害虫忌避効果がある以上
アレルギー等のリスクが皆無ではありませんが、
より良いのはこっちかなって思います。
個人的には、一般の蚊取り線香の合成ピレスロイドより
断然マシな気がします。
その点、アロマオイルはおすすめです。
【ハッカ油】
効き目の強い天然系虫よけで、アウトドア用品店で見かけます。
山の蚊やブヨに効果があります。
【シトロネラ他のアロマオイル】
効果がマイルドなので街中の公園向けです。
【インセクトリプラント フレッシュ】
ジェルタイプの塗るアロマ系虫よけです。ディートは不使用。
精油のアロマオイルであれば、そのまま使用するのではなく
ワセリンと割ってアロマクリームにしたり等、手作りしてみてくださいね
ただしアロマオイルにもアレルギーや肌荒れの可能性もあるので
お手製だと、注意書きも何もないので、
小さなお子さんやアトピー・敏感肌の方は
ご使用前のパッチテストをおすすめします