告白!(コロナではない)肺炎にかかった夫を家で看病していた経験があります。
こんにちは、くみこママです。
こちらの記事では、肺炎の種類や、かかってしまった家族の看病をする時の予防法などをまとめています。
告白!地獄だった去年の夏休み
実は、親やごく身近な友人にしか話していなかったのですが、去年の夏休みは夫の肺炎に翻弄されました。
肺炎がわかるまでにかなり時間がかかり、肺炎と判明後は通院(入院を勧められていたが、自宅療養でも可という事で通院)していたのです。
入院を勧められているのに、もしコロナウイルスなら、確実に入院してくれという話しですが。
長男は嘔吐込みの熱がでてお薬で回復傾向、次男は熱が下がらないという症状で、結果はマイコプラズマ肺炎。
私も微熱と風邪の症状まで出ましたが、薬も飲まずに自力で完治させたという。
今でも忘れません。
2019年の8月8日~23日までの事を。
肺炎なのに風邪と診断された夫
まずはじめに、全体の流れがこれです▼
これは推測に過ぎませんが、夏休みということもあり、夫が子供を屋外プール施設へ連れていき、菌をもらって帰ってきてしまいました。
プールから帰ってきた直後、だるいと言い出し、発熱。
個人的な実体験での感覚では、普通の風邪であれば、大人は1日寝れば大体の熱は下がるはずなのです。
なのに、それから40度近くの熱が何日間も続くという。
咳や痰、鼻水などの風邪のような症状ももちろんありました。
ですが、大人の2日以上の高熱は肺炎を疑わざるを得ないとこの機会に思い知らされました。
それにしても、
2日間(8日~10日)も高熱が下がらないというのに、救急病院ではただ風邪との診断をされ、
救急医師「若いんだから、気合で治して!気合だよ、気合!!」
と言われ、
漢方の薬をもらって帰った夫。
なぜこの症状で漢方?!ヤブ医か(●`ε´●)←
今だからお笑い話しで済みますが、かかりつけ小児科の優秀な医師(元大学病院の教授)が診て下さらなかったら、夫はもう死んでるかもしれません。
大人のオッサンなのに小児科の先生が診てくれて、本当にありがたかったです。
丸椅子に座っている夫を目の前に、
小児科医「水分をよくとらせてあげてくださいね」
と言いながら、立っていた私を見上げていたのはちょっと微妙な心持ちでしたが。
いや、夫は3人目の子供ではありません。
私より年上のオッサンですよ・・・と(;´Д`)笑
高熱の間、夫はご飯も食べれず、ほぼ寝たきり。
本当に、一命が救われたといわんばかりの苦しい苦しい状態でした。
今から思えば、私もよく無事に家事育児しもって看病ができたなという感じ。
一生分の恩を売ってやりました。
総合病院で診てもらったら、夫はもうすでに肺が真っ白でバイ菌だらけだったそうな。
肺炎には種類がある
細菌の肺炎、ウイルスによる肺炎、細菌でもウイルスでもない病原性微生物による(マイコプラズマ)肺炎、アレルギーによる肺炎、高齢者の場合は誤嚥性(ごえんせい)肺炎などもあります。
夫の場合は、肺炎球菌による肺炎でした。
肺炎球菌肺炎の場合、全身の血液が感染して多臓器不全を起こす「敗血症」などの重い症状を引き起こすこともあり、後遺症が出たり、死亡したりするケースもあるそうです。
ウイルスによる肺炎は、インフルエンザからの合併症も怖いですよね。
アジアを中心に猛威をふるったSARS(重症急性呼吸器症候群)や、中東で初めて報告されたMERS(中東呼吸器症候群)の病原体もウイルスでした。
ちなみに、SARSもMERSもコロナウイルスが原因です。
コロナウイルスといっても、それぞれ別のウイルスなんだとか。
体力や抵抗力が落ちている高齢者や基礎疾患のある方が感染すると、肺炎が重症化して命に関わることもあります。
マイコプラズマ肺炎は、次男がかかっていたのですが、潜伏期間は長く、4週間に及ぶことがあるようです。
発症すると、37度程度の微熱から39度以上の高熱が出て、熱が下がってからも咳が1カ月近く続くことも。
アレルギーによる肺炎は、本来毒性を持たないカビなどに対して、肺が過剰に反応を示すようになり、その後に同じものを吸入した場合に肺胞にアレルギー性の炎症が生じるというものです。
また、高齢者は誤嚥性(ごえんせい)肺炎にも要注意です。
気管(空気の通り道)と食道(食べ物の通り道)の切り替えがうまくいかず、唾液や胃液とともに細菌が肺に入ってしまうことによって起こります。
肺炎対処方法や予防
症状が疑われる場合には、早めに医療機関に行かなければなりません。
ですが、
新型のウイルスなどによる感染症が流行中は、早い段階での受診行動は控える必要があります。
厚生労働省から発表される感染症対策の基本方針を確認し、落ち着いて行動しましょう。
2020年3月現在、新型コロナウイルス肺炎は、まだウイルスを除去する有効な方法がないので、対症療法による治療しかないという事です。
予防は、
徹底した衛生対策と免疫力アップしかありません。
人と蜜に集合しない。
マスクなどで飛沫に注意し、うがい、入念な手洗いなどの一般的な衛生対策の徹底です。
しっかりと栄養を取り、体を冷やさずに十分な睡眠時間を確保するなどの免疫アップも大切ですね。
また、
インフルエンザワクチン、小児のHibワクチン、高齢者の肺炎球菌ワクチンなど、忘れずに予防接種しておきましょう。
どうすればいい?家族が肺炎にかかった時
夫が熱、咳や痰の症状が出始めたあたりから、私(子供達も)は徹底してマスクをし、ご飯を食べる前と寝起き寝る前には、必ずうがい薬でのどと鼻うがいをしていました。
別のタオルを使い、夫が使ったらすぐ洗濯へという徹底ぶり。
キッチンハイター(漂白剤)を薄めたもので拭き掃除。
ドアノブからトイレに渡り、徹底した消毒をします。
枕カバーやシーツなどもこまめに取り替えます。
肺炎だから対処するのではなく、ただの風邪でも症状がおかしかったら
徹底していつもより過激に清潔に!
除菌除菌除菌。
私はこのようにして自身は感染したのかしてないのか不明ですが、自力で乗り越える事ができました。