感謝とは愛を知って恩を感じること☆愛し愛される返報性の原理とは?
こんにちは、くみこママです!
美しい生き方特集第7回目です。
今回は、シンプルに愛し愛される法則についてお話しします。
利己を満たせているから利他の心が芽生えるの?
私は以前、第2回目の時に『西郷隆盛から学ぶ!利他の帆から他力の風を味方にする処世術』について、利他の心が大切だという話しをしました。
【言葉の定義】
利己・・・自分の利益だけを考え、他人のことは顧みないこと。
利他・・・他人に利益を与えること。自分の事よりも他人の幸福を願うこと。
自分の事より他者の為に生きる精神(利己<利他)は大切だと思います。
しかし最近、ある著名な人物から
「まずは自分が満たされていなければ、他者には優しくできない。
自分が満たされている人が他者にも優しくなれるのだ(利己>利他)。」
という言葉を聞きました。
確かに、自分の気持ちにゆとりがあるから他者に対してサービス精神を提供でき、お金に余裕があるから他者への支援もできると思います。
自分が余裕だから他者にも幸せのお裾分けができるという考え方は現実的な気がします。
そう考えれば、利他の精神の根本は、自己愛があっての事なのかもしれません。
私自身、幼少期や思春期の頃に利己を満足させているからこそ、大人になった現在、利他の精神を大切だと感じる事ができているのだと思います。
という事は、利己の心が利他の心を育てるのか?!
と思うわけですが、私の考えや過去からの分析によれば、利己主義者はどんな状況であっても利己主義に終わるのだと思うのです。
そもそも利他の精神は、親を始め、先生、友人、今まで自分の人生に関わってくれた全ての人への恩を熱く感じる事で芽生えます。
利己主義者はあくまでも、自分さえよければ良いという考え方なのです。
仮に、気持ちに余裕があったとしても、お金に余裕があったとしても、満たされません。
また、人によって自己欲の差があります。
もっともっと!とハングリー精神の強い欲深い人なら尚更満たされません。
幸せはいつもそこにある事に気が付かないのです。
利他主義者の実態は、気持ちに余裕がなくても、お金持ちでなくても、今の自分ができる無理のない範囲で、他者の為にと思って生きているのです。
私が思う自己欲の最上級は、“愛”です。
そして、最も重要な“愛”が、人間の育つ過程の中でかなり影響力のある親からもらう愛なのでは?とも思います。
愛し愛される法則は人生が輝くキーポイント
ただただ、親から、人から受ける愛=恩を強く感じる事はとても大切です。
自分はポッと産まれて育ってきたわけではありません。
特に両親、そして社会皆のサポートがあったからこそ、あなたも私も今ここにいるわけです。
とってもありがたい事です。
人によって愛の捉え方には強弱があるかもしれません。
仮に、親から虐待を受けて育った人であっても、学校でいじめにあったという人であっても、少なくとも今ここにいるという事実は変わりませんよね。
それは自分で頑張って乗り越えた試練だったかもしれません。
ですが、
何かしらのサポートがあったから今まで生きてこられたわけです。
人は一人では生きていけないのです。
人から生かされています。
あやうく金八先生のような発言に至る始末←
自ら率先して他者に恩をお返しするという気持ちは結局、自分にもまた戻ってきます。
人は他者から何らかの恩恵を受けた場合、お返しをしなければならないという感情を抱く心理が働くものなのです(返報性の原理)。
これは、家庭内においても、ビジネスの分野においても精通しています。
返報性の原理があるからこそ、優しさは優しさを産みます。
親友、夫婦、親子、どんなに親しい間柄であっても、お互いに親切な心と真心を持って接する姿勢はとても美しいのです。
愛し愛されるという法則は人生を輝かせるキーポイントに違いないと思っています。
ぜひ今までの恩を強く感じてみてください。
全ては自分の心次第です。
感謝の気持ちが自分を満たす最大のコツ(幸せ)だと私は実感しています。
自分で自分を愛すこと
実は、自分を大好きな人は他者の事も大好きになれます。
もちろん、他者からも愛されます。
決して、時間にゆとりがでれば、お金持ちになったら、人生のパートナーからの愛があれば、利己が満たされるわけではありません。
それは逆に後からついてくるのです。
今できる範囲で容姿も整え、いつも綺麗な心を持って生きていると自分が大好きになっていきます。
白雪姫の魔女が鏡に尋ねるかのように、客観的に自分を見つめてみましょう。
今の自分を愛せますか?
昔、私の恩師が話していたことです。
誰しも特別にキラッと光るものをもって産まれていると。
趣味や仕事で活かせていたら幸せですが、気付かずに過ごしているとしたらもったいないですよね。
実は、そのキラッと光る特技こそ、自分を愛し、他者から愛される為には必要な道具かもしれません。
小さな幸せを感じること
まずは、小さな幸せに気付くことから始めるといいですよね。
そして愛を知って恩を感じることができたら、今の自分にできる範囲での恩返しをしていくといいです。
恩返しといっても、ただただ、他者がいま何をしてほしいのかを考えたり、他者の喜んでいる姿や笑顔を想像して行動する事です。
いわゆるサービス精神です。
常に、より親切だと思う事を率先してやっていくと、周りから「気が利くね~」等と言われ始めます。
すると、気が利く自分も大好きになります。
幸せサイクルに突入するわけです。
これらはいずれ巡り巡って、形を変えて自分に返ってくるものなのです(返報性の原理)。
すべては感謝です。
自分の心がけ次第で、良くも悪くもなるはず。
人生は待ってくれません。
私も17歳だと思っていたのに気づけば2倍の歳を重ねました。。。←
気付きは早ければ早い方が色々と有利です。
成功(自分の夢や理想の未来)への近道は、常に利他の気持ちでいる事からだと心から信じています。
第1回目~過去記事もどうぞ♡