グルテンフリー食品のメリットは?私は国産小麦以外であれば選びたい
こんにちは、くみこママです!
グルテンフリーは身体に優しいイメージがありますが、実はメリットばかりではありません。
過剰に摂取するより、程よいバランスが大切です。
この記事では、私自身がグルテンフリーを選びたい理由をまとめています。
まるっと知りたい!グルテン
小麦は2種類のタンパク質を含んでいます。
“グルテニン”と“グリアジン”に水を加え、こねると粘弾性のある“グルテン”ができます。
グルテンはもちもち食感を作り出します。
麺のコシやパンの弾力はグルテンのおかげなんですね♪
なぜグルテンフリーが良いの?
“グルテンフリー”と聞くと、なぜ良いイメージがあるのでしょうか。
グルテンフリーとはその名の通り、小麦などのグルテンを含んでいない食品の事で、食品の摂取制限をする食事法の事も言います。
海外の有名モデルやスポーツ選手がグルテンフリーの食生活を実践し、体質改善の効果が得られた事から有名になりました。
最近では、小麦の代わりに大豆や米などを使用したグルテンフリー食品が注目を集めています。
もともと、
グルテンフリーは日本ではあまり馴染みのないセリアック病患者の食事として考えられました。
セリアック病は遺伝的な要因が大きいと言われていますが、グルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患です。
グルテンフリー食品はセリアック病の人達にとって欠かせない安心な食品なのです。
ちなみに、ダイエット効果がありそうですが、残念な事に健康な人にとってグルテンフリー食品が健康的にダイエットできるかどうかという科学的根拠はないようです。
逆に、健康な人がグルテンを全ての食生活から排除し続けた場合、ビタミンBや食物繊維が不足して逆に太る原因になったり、別の健康被害をもたらす可能性もあるのです。
小麦を全く食べないというような極端な食事ではなく、バランス感覚が大切だなと私は思います。
外国産小麦には農薬が混ざっている!
日本は世界でも有数の小麦消費国です。
消費量のうち、国内産小麦はおよそ15%で、残りの85%は外国産小麦だと言われています。
市場に出回っているほとんどの小麦が、外国産だということです。
外国産小麦はポストハーベスト農薬に注意が必要です。
ポストハーベスト農薬とは、収穫後の農産物に使用する農薬(防虫剤、防かび剤など)のことですね。
「なんでそんな薬をわざわざかけるの?!」
と思ってしまいますが、遠方までの輸入工程で虫やカビを寄せ付けないようにする為です。
だからといって、大好きなパンやうどんを一切食べないのは我慢できませんよね。
でも健康的にはやっぱり問題だと思います。
その点、国内ではポストハーベスト農薬が禁止されているので、国産小麦は安心です。
ちなみに、知っていますか?
〈国産小麦100%〉と〈国産小麦使用〉の記載では大きく違います。
〈国産小麦100%〉は嘘偽りなく国産小麦しか使用されていませんが、〈国産小麦使用〉では、何割かは不明ですが外国産小麦が混ざっているのです。
危うく惑わされそうになるので、言葉の意味をしっかりチェックするようにしたいところですね。
まとめ
セリアック病や小麦アレルギーの方だけでなく、国産小麦以外であれば、グルテンフリー食品は大活躍だと思います。
グルテンはビタミンBや食物繊維が豊富で、決して身体に悪いわけでも、太りやすくなるわけでもありません。
(太る原因はグルテンにしてもグルテンフリーにしても、摂取量ということだけ・・・)
ただ、地産地消がポイントの小麦製品です。
私は国産小麦100%以外であれば、あえてグルテンフリー商品を選びたいと思います。