本音と建前?!ケンミンショーで京都人は誤解されているかもしれません。
こんにちは、くみこママです。
私はいま埼玉に住んでいますが、バリバリの京都育ちです。
当記事では、
読売テレビのバラエティ番組、ケンミンショーを見て、私個人の感想を述べています。
どぎつく主張していますが、あくまで私の個人的な主観なので、あしからず。
京都編になるとなぜイジメモードに?
「京都の人は本音と建前を使い分ける」
「腹黒い」
というレッテルを着せられ、
それも幾度となく繰り返される放送に私はイライラ。
同じく京都出身の方はどのように感じているのでしょうか?!
バラエティ番組とはいえ、
全国放送なわけです。
ただ笑って見ているだけの人もいれば、本気にする人だっているはず。
ケンミンショーの放送では、
“京都人は陰湿で意地悪だ”と主張されているようなもの。
元京都人としての意見を補足したいと思います。
京都人は本音と建前を使うの?
ちなみに私は、
京都市民だった頃から思ったことを正直に口にしています。
ただし人として、
なるべく他者を傷つける言葉やネガティブな言葉だけは控えています。
言う時はハッキリ言う!京都人です。
1つ目の疑問です。
本音で話す京都人が絶対にいるはずなのに、なぜ番組内では誰も主張しないの???
そもそも、
ゲストもインタビューを受けている人も、かなり偏りすぎていると感じているのは私だけでしょうか?
「なぜ芸子さんに聞くの?」
「なぜお坊さんに聞くの?」
明らかに本音と建前を使い分けていてもおかしくない職業柄の人達が多いように感じます。
これはあくまでくみこママの想像に過ぎません。
でも、町中のインタビューなどで番組的に合わない意見をした人はカットされているのでは…
と思ってしまいます。
2点目の疑問です。
京都人は
「腹黒いところがあるかも」
「本音と建前は使い分けていますね」
と答えている時点で、
かなりの正直者じゃないでしょうか。
ケンミンショーでは、
大阪人は、京都人に対して
「“本音と建前を使う”集団だ」
と言います。
それなら、
京都人がインタビューに答える時も本音と建前を使うはずですよね。
本当の意味で腹黒ければ、口が裂けてもそこは他言無用でしょ!!笑
3点目の疑問です。
他県民の方が本音だけで会話しているとは思えません。
そんな事がまかり通れば、皆が皆、喧嘩の嵐ですよ。
極端な話し、
先輩や会社の上司、ママ友がブサイクだったとして、
「ブサイクですよね~」とわざわざ言いますか?
喧嘩っぱやい人ならわかりませんが、私ならあえて触れません。
自分の思いと相手が嬉しくなる言葉が一致しているなら率先して言いますが、不快になる言葉なら発したくありません。
相手との良好な関係を築く為に敢えて妙な事は言わないはずです。
それに、
全国の方がほぼほぼ全員、ある程度、本音と建前を使い分けていると思います。
大阪人だとしても、
時と場合によっては本音と建前を使いますよね。
お店に来てくださったお客さんに
「貧乏ですね~」
「あなたブッサイクですね~」
などと、
わざわざ相手を怒らせるようなことを言うのでしょうか?
90歳のおばあちゃん捕まえて、
「そこのお姉さん!✨」
と言っている大阪人なんです。
インタビューされる人を含め、ケンミンショーに出演される大阪人が、京都人を否定する光景をよく見ます。
でも、それはつじつまが合わないんじゃないですか?
そこはおばあちゃんだから!
本音ならね。
明らかお姉さんではない。
もし、
京都人に本音と建前を使い分ける傾向があるとしたら、
長い歴史の中で、
和を尊ぶ日本人としての気質の現れからだと思います。
レッテルを貼られるのは納得いかない!
先日、ケンミンショーで『京女VS大阪女』という特集番組をやっていました。
大阪のおばちゃんやお姉さんが京都人に対してすごい剣幕で話す姿。。
ありえません。
(まあ、それも番組の意図かもしれませんが。)
「人の価値を色眼鏡で見ている人がこんなにも多いんですか?」
と問いたい内容でした。
第三者的な立場から見ていると、かなり恥ずかしい気持ちに。
私は元京都人でも、大阪の職場でしたし大阪の家に嫁ぎました。
大阪の職場では、
お客さんもすごくフレンドリーな方ばっかりで和みましたし、忙しくも楽しかった記憶があります。
大阪の義母は優しいですが、
もし、裏では
「京都人だから信用ならない」
なんて思われていたとしたら、メチャクチャ腹が立ちますよ。
「今までのその笑顔の裏に何かあったんですか?」
と大阪府民の方々に抗議したくなりました。
確かに、大阪人は
自分の収入金額を誰にでも教えるなど、
“自分のすべてを見せる”ハッキリしたところがあるかもしれません。
ですが、それもおそらくTPOでしょう。
大阪という場所で、大阪人同士の会話であれば成り立つというだけの話し。
東京へ出張や引っ越しをして、素を出せば場が悪くなるのがオチです。
また、このようなテレビ番組によって、
「京都人だから」
「大阪人だから」
とお互い持つイメージだけで話す人も沢山いるようです。
決めつけて相手を見るのはよくありません。
お茶漬け?はじめて聞いた故郷の言葉
京都で「お茶漬けいかがですか?」
というのは帰って欲しいの裏返しの言葉だといいます。
そんな裏返しの言葉、
元京都人がケンミンショーをみて初めて知りました。
くみこママは京都市のど真ん中に住んでいましたが、そんな経験一度もありません。
単純に私が知らなかっただけかもしれません。
気付かずに育っただけなのかも。
でも、実際に暮らしの中で聞いたことがないんです。
それはもう、
たいして気に留める必要もないほどの言葉ということです。
京言葉は芸子言葉?
くみこママ自身、
「~へん。~しはる。~やわ。~やで。」
という語尾だけの京言葉はよく使います。
「おおきに」「かんにん」など、使う人もいれば使わない人も周りでいます。
ちなみに、
私は「ありがとう」「ごめんね」と言っていました。
ましてや「~どす」など言ったことがなく、芸子さん以外で使う人を見たことがありません。笑
言葉遣いは、地区にもよるかもしれません。
まとめ
ケンミンショーを見ていて、いつも京都編になるとかなり違和感がありました。
確かに京都人は京都が大好きで、昔は都だった事を未だに誇りに思っている人が多いのは事実です。
京都は古くさいながらも、ノスタルジックな日本の魅力を満喫できる場所。
京都人は本音を直にぶつけず、言葉を包んで伝える傾向もあるのかもしれません。
でも、
それを嫌味で言っているのかどうかは、人によりきだという事です。
そもそも、
その人を見れば表情や態度でわかりますからご安心を。笑
ケンミンショーなどのバラエティ番組だけを見て決めつけないでね。
京都にも優しくて本当に親切な人は沢山います。
どうか皆が皆「腹黒い」だなんて変なレッテルを貼らないでください。
大阪と京都は隣り同士なんです。
府民同士仲良くしたい✨
(今は関係ないところに住んでいる者が言う)笑
ケンミンショーでは、大阪と京都は犬猿の仲のようにお互いにいがみ合っているように見えます。
大阪の良さも京都の良さもそれぞれに認め合えたらいいのにと思います。
くみこママと同じ感覚の方がいれば嬉しいです。