お子様にもわかりやすい!フェーン現象
フェーン現象って
「なぜ?なに?」と聞かれたときの
お助けになれば幸いです。
台風が通過した後、
テレビで天気予報を見ていると
『フェーン現象で暑くなる』
とよく耳にします。
フェーン現象とは
単純に、湿った空気が山を降りることによって、温度が上がる現象のことです。
山を越えてきた地域が湿度の低い高温になるのです。
イメージできますか?
自分のものにする為にも
イメージしていきましょう。
空気の性質を考えてみます。
空気を縮めると(圧縮)、気圧が高くなって温度が上がり
空気をふくらませると(膨張)、気圧が低くなって温度が下がる
ボイルシャルルの法則というのがあります。
エアコンの室外機や冷蔵庫等も
この原理によるものなのです。
掘り下げてみますと
風が、水分を含んだ状態で山にぶつかります。
すると、山肌にそって上昇することによって
(100m上がるごとに気温が0.5度下がる)
山の上で雲となって雨を降らせます。
その後、風は雨で水分をなくし、
山を越えて反対側に降りてゆく時に
圧縮されて気温が上がるというわけです。
この一連の現象によって吹く風のことを
「フェーン現象」というのです。
季節関係なしに常にこの条件で発生しますが
天気予報では、
台風などで著しく気温が高くなるときに言われますよね。
冬は元々の気温が低いのでそんなに問題視されませんが、
夏の暑さにフェーン現象が起こると、
元々の気温が高いので、もっと気温が高くなるから要注意だよ!!
ということなんだろうと思います。
気になったので書いてみました。
最後まで読んで頂き、有難うございました(/(エ)\*)